こんにちは、今様(いまよう)です。
文章術の書籍を買おうと、
様々なサイトを飛び回りましたが、過半数のサイトで『新しい文章力の教室』が紹介されていました。
実際に購入して読んでみると、
当たり前のことだが、やっていなかった知識がびっしり。
そんな本書では、「完読」させるための文章の書き方が紹介されています。
- 文章を書こうと思ってもなかなか手が進まない人
- もっと早く文章を書けるようになりたい人
- ブロガーやライターで文章を書くのに自信がない人
『新しい文章力の教室』の著者「唐木元」さんとは?

まずは、『新しい文章力の教室
1974年東京都生まれ。株式会社ナターシャ取締役。大学在学中よりライターとして働き始める。卒業後は事務所「テキストとアイデア」を開設。雑誌を中心に執筆・編集の現場に従事した。幻冬舎、KI&Company(ジーノ編集部)と3つの出版社に勤務。2008年、株式会社ナターシャに参加し、編集長として、「コミックナタリー」「おやつナタリー(終了)」「ナタリーストア」を立ち上げた。
『新しい文章力の教室』より引用
株式会社ナターシャでは、
「唐木ゼミ」と呼ばれる新入社員向けのトレーニングを実施していました。
本書では、そんな唐木ゼミで教えていたことをベースとした文章術が紹介されています。
『新しい文章力の教室』要約

この本ではおしまいまで通して、「完読される文章が良い文章」ということに設定しています。
『新しい文章力の教室』P.14より引用
『新しい文章力の教室
ニュースサイト「ナタリー」で実際におこなわれている、新人研修をベースとして書かれたもの。
というあなたの悩みを解決してくれます。
そんなナタリーでは、月に3,000本以上もの記事が配信されています。
記事を執筆している人の多くは、
元はライター未経験だったそうです。
なぜ未経験者だった人が、現在立派な記者として多くの記事を執筆できているのか。
それは、「書く前の準備」ができているから。
- 何について書くのか
- どれから書き始めるのか
- どれくらいの量を書くのか
といった準備をするだけで、
「書けない」というあなたの悩みは解決できるでしょう。
本書は、書ける人からすれば当たり前で、
説明すらしてくれない文章を書く時の基本がまとめられています。
構成は以下の通り、
- 第1章「書く前に準備する」
- 第2章「読み返して直す」
- 第3章「もっと明快に」
- 第4章「もっとスムーズに」
- 第5章「読んでもらう工夫」
特に第1章の「書く前に準備する」は、本書の中での核となる部分です。
ぜひ読んでみてください。
(2021/03/12 07:39:20時点 Amazon調べ-詳細)
『新しい文章力の教室』は第1章が超重要!

先ほども述べましたが、
『新しい文章力の教室
第1章を読めば、本書で伝えたいことは把握できます。
第2章以降も重要なことが書かれてはいますが、
本書以外の書籍でも学ぶことができる内容です。
実際に、以前紹介した
『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』でも同じことが書かれていました。
ただ、第1章は違います。
本書でしか学べない内容ですが、
文章を書いていくうえで最も重要な部分なのではないかと。
文章を「プラモデル化」して書く

なぜプラモデルが簡単で間違いがないのか。それはあらかじめユニット化されたパーツが用意されていて、箱絵で完成イメージを確認したのち、取説の指示通りに組み立てるからです。
『新しい文章力の教室』P.22より引用
あなたは、プラモデルを作ったことがありますか?
プラモデルは、箱に描かれている完成品を作るために、決められたパーツを取扱説明書の通りに組み立てていくもの。
そんなプラモデルは、
上手い・下手は置いといて、誰でも簡単に完成させられます。
要は、文章も同じように「プラモデル化」すれば良いのです。
- 箱絵=書くテーマ
- パーツ=書く要素
- 取扱説明書=書く順番・軽重
といった具合に。
この準備ができているだけで、
文章の完成までぐんと近づきます。
文章のオリジナリティは「切り口」に宿る

文章のオリジナリティは「切り口」に宿る
『新しい文章力の教室』P.29より引用
この部分を見たときに
とさせられました。
よく、
「他の人が書いているから書かなくてもいいじゃん」
という声を聞きます。
しかし、それは間違いです。
書き手が変われば視点も変わりますし、書く内容も変わってきます。
例えば、
マンガ
と聞いたときに、
という人もいれば、
という人もいるでしょう。(そんなこと言う人いるのか・・・?)
このように書き手が違う人間である以上、
書く内容は変わってきます。
また、意図的に切り口を変えれば、
書く内容が変わり オリジナリティな文章を書けます。
記事を書く時は、書く内容を考える前に、
「切り口」を変えてみるのがおすすめですよ。
(2021/03/12 07:39:20時点 Amazon調べ-詳細)
まとめ
- 文章を書こうと思ってもなかなか手が進まない人
- もっと早く文章を書けるようになりたい人
- ブロガーやライターで文章を書くのに自信がない人
本書を読んで、
執筆するスピードは明らかに速くなりました。
いままでの倍以上の効果といっても、過言ではありません。
本を読むのが苦手だという方でも、
ぜひ第1章だけでも良いので読んでみてください。
いままでは思うように書けなかった記事も、スラスラかけるようになりますよ。
以上、今様(いまよう)でした。
(2021/03/12 07:39:20時点 Amazon調べ-詳細)