こんにちは、今様(いまよう)です。
あなたは、
と思ったことはありませんか?
論理的で説得力のある文章の書き方は、
『”ふくしま式200字メソッド”で「書く力」は驚くほど伸びる!』
で全て解説されています。
本書を読めば、文章を書く上でもっとも重要な「文章の型」について知ることができますよ。
本記事では、『”ふくしま式200字メソッド”で「書く力」は驚くほど伸びる!』について紹介していきます。
目次
著者である福嶋隆史さんの紹介
まずは、本書の著者である福嶋隆史(ふくしまたかし)さんの紹介から。
- 元公立小学校国語教師
- 株式会社横濱国語研究所 代表取締役
- ふくしま国語塾主宰
- その他著書「本当の国語力が身につく問題集」「本当の国語力が驚くほど伸びる本」など
といった経歴をお持ちです。
これまでにも、様々な国語力や文章術に関する本を出版されています。
主宰されている「ふくしま塾」はキャンセル待ち続出のよう・・・
そんな福嶋隆史さんが塾でも教えている、
「文章の型」について解説されているのが本書です。
『”ふくしま式200字メソッド”で「書く力」は驚くほど伸びる!』要約

『”ふくしま式200字メソッド”で「書く力」は驚くほど伸びる!』では、文章の「書き方」について解説されています。
その書き方というのが、
「ふくしま式200字メソッド」と呼ばれている文章の型のこと。
この型を覚えることで、
あなたも説得力のある論理的な文章を書けるようになります。
自由を与えれば与えるほど、子どもは不自由になります。
自由を限定すればするほど、子どもは自由になります。
型は、個性を奪いません。
型こそが、個性を伸ばします。
『”ふくしま式200字メソッド”で「書く力」は驚くほど伸びる!』P.8より引用
「型」と聞くと、
という感想を抱く方もいるかもしれません。
しかし、そうではありません。
型こそが、自由をつくるんです。
例えば、水泳で突然
「自由に泳いでいいよ!」
と言われても、自由に泳げませんよね?
自由に泳ぐためには、クロールや平泳ぎなどの「泳ぐ型」を知らなければいけません。
これは文章でも同じです。
文章を自由に書くためには、「文章の型」を知る必要があるんです。
その、文章を自由に書くための型というのが、
「ふくしま式200字メソッド」です。
この型は、読書感想文や要約文、日記など、様々な文章に対して応用が利きます。
具体的には、
- 作文
- 読書感想文
- 記述式問題
- 小論文
などの書き方が解説されています。
また、200字と聞いて、
と思った方も大丈夫。
ふくしま式200字メソッドでは、少し工夫するだけで、400字・800字と自由に文字数を増やすことも可能。
少しでも論理的で説得力のある文章を書きたいのであれば、ふくしま式200字メソッドを試してみましょう!
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実際に”ふくしま式200字メソッド”をやってみよう!

それでは、実際にふくしま式200字メソッドで文章を書いてみます。
”ふくしま式200字メソッド”を使った文章の書き方

ふくしま式200字メソッドの「文章の型」は、下の通りです。
( ア )は( 1 )なため、( A )である。
しかし、( イ )は( 2 )なため、( B )である。
だから、( ア )よりも( イ )の方が( C )であると言える。
最初の2文で対比させ、最後の文で結論を出すような形です。
実際にこれに当てはめて文章を書いてみると、
小説は、1冊読むのに時間がかかるため、多くの作品を読むことはできない。
しかし、マンガは1冊読むのに時間がかからないため、多くの作品を読むことができる。
その意味では、小説よりマンガの方が、幅広い知識を得ることができるだろう。
という風になります。
思いついた単語を当てはめただけですが、
論理的な文章が書けているのではないでしょうか。
文章を書く時にこの型に当てはめて考えていけば、必ず説得力のある文章が書けるようになりますよ。
”ふくしま式200字メソッド”で私が意識したこと

意識すべき点はいくつかありますが、特に意識すべきなのが
「対比の観点を統一する」
というものです。
先ほどの文章では、
小説 | マンガ |
1冊読むのに時間がかかる | 1冊読むのに時間がかからない |
多くの作品は読めない | 多くの作品を読める |
という部分を対比させています。
この対比は観点を統一させているため、文章が整って見えますよね。
しかし、観点が統一されていなければ、
小説は、1冊読むのに時間がかかるため、多くの作品を読むことはできない。
しかし、マンガは1冊読むのに時間がかからないため、多くの作品を楽しめる。
という文になり、すっきりしません。
最後の一文に説得力を持たせるためにも、
対比の観点は統一させましょう!
”ふくしま式200字メソッド”で文字数を増やす方法

先ほどの文章は約100文字でしたが、次は文字数を増やしてみます。
小説は、イラストが無く文字がメインなので、1冊読むのに時間がかかる。そのため、多くの作品を読むことはできない。
それに対し、マンガはイラストがメインで文字が少ないため、1冊読むのに時間はかからない。そのため、多くの作品を読むことができる。
そういった点を踏まえても、小説よりマンガの方が、幅広い知識を得ることができるだろう。
- イラストが無く文字がメイン
- イラストがメインで文字が少ない
という、観点を1つ加えただけで文章を長くすることができます。
ここに例え話や体験談を入れることで、もっと長い文章を書くこともできますよ。
まとめ
- 文章の書き方が分からない人
- 説得力のある論理的な文章が書けない人
- 読書感想文や要約文が書けない人
文章を書くためには、「文章の型」を知るのが一番です。
型さえ覚えれば、あなたも自由に文章が書けるようになります。
あなたが文章の型を知らないのであれば、
今回紹介した”ふくしま式200字メソッド”を試してみてください。
いままで以上に説得力のある文章が書けるようになりますよ。
以上、今様(いまよう)でした。
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