書評

【書評】『医師のつくった「頭のよさ」テスト』認知特性を知れば頭は良くなる!

alt"『医師のつくった「頭のよさ」テスト』"

こんにちは、今様(いまよう)です。

今回紹介する『医師のつくった「頭のよさ」テスト』では、頭をよくするために必要不可欠な「認知特性」について解説されています。

この認知特性を知ることによって、あなたの得意不得意な能力や、あなたに合った職業さえも知ることができます。

本記事では、そんな認知特性について解説されている『医師のつくった「頭のよさ」テスト』について紹介していきます。

『医師のつくった「頭のよさ」テスト』の著者本田真美さんとは?

まずは、『医師のつくった「頭のよさ」テスト』の著者である本田真美さんの紹介から。

  • 医学博士
  • 小児科専門医
  • 小児神経専門医
  • 肢体不自由児や発達障害児の臨床に携わる

著者である本田真美さんは、小児科医を本業としています。

そんな本田真美さんは、今までに多くの子どもたちを診断してきて気づいた点が多くあるそうです。

その気づきや、診察した時の体験を交えながら、認知特性について医学的に解説されているのが本書です。

頭をよくするための一歩は「認知特性」を知ること

社会に出ると、学歴や偏差値など関係なく「頭がいい人」がたくさんいます。それらの人を見て私は、「一人ひとりに生まれながらに備わっている資質や能力を最大限に活用できる人」こそ、真に頭のいい人ではないかと考えるようになりました。

『医師のつくった「頭のよさ」テスト』P.5より引用

本書の中で「頭のいい人」の定義は、「生まれながらに備わっている資質や能力を最大限に活用できる人」とされています。

ということは、「頭のいい人」になるためには、まずあなた自身の資質や能力を知る必要がありますよね。

 

そして、その資質と能力を知るために重要なのが「認知特性」というもの。

認知特性とは、「外部からの情報を頭の中で理解したり、記憶したり、表現したりする方法」のことを言います。

今様(いまよう)
今様(いまよう)
もっと簡単に言えば、思考や認知のやりやすさ(好み)のことだよ!

この認知特性は、他の様々な能力とも連動しています。

そのため、認知特性を知るだけで、あなたの得意不得意な能力についても知ることができるんです。

 

認知特性は、

  • 写真(カメラアイ)タイプ【視覚優位者】 
  • 三次元映像タイプ【視覚優位者】
  • 言語映像タイプ【言語優位者】
  • 言語抽象タイプ【言語優位者】
  • 聴覚言語タイプ【聴覚優位者】
  • 聴覚&音タイプ【聴覚優位者】

という、大きく分けると3つ、細かく分けると6つのタイプに分けられます。

 

各タイプの特徴が下の通りです。

  • 写真(カメラアイ)タイプ…記憶する時は1枚の写真のようにして記憶
  • 三次元映像タイプ…記憶は映像として記憶。立体的なものの記憶が得意
  • 言語映像タイプ…本や小説を読むときはその場面を頭の中でイメージする
  • 言語抽象タイプ…わたりづらい文章を図式化するのが得意
  • 聴覚言語タイプ…相手の話を聴いているだけで理解することができる
  • 聴覚&音タイプ…絶対音感を持っている人はこのタイプ

この6つのタイプのどれに当てはまるかによって、あなたの得意不得意を知ることができます。

今様(いまよう)
今様(いまよう)
認知特性は35の問いに答えるテストで知ることができるよ!

 

医師のつくった「頭のよさ」テスト』では、認知特性の活用方法や伸ばし方について解説されています。

 

※自分自身の認知特性が知りたければ、下のURLからテストしてみてください。

認知特性テスト

実際に認知特性テストを受けてみた!

『医師のつくった「頭のよさ」テスト』を読んで、実際に認知特性テストを受けてみました!

その結果が、下の写真です。

alt"認知特性テストの結果"

私の場合は、視覚優位者である「三次元映像タイプ」と、言語優位者である「言語映像タイプ」の2つが得意ということがわかりました。

三次元映像タイプは、その場面を映像として記憶することを得意としています。

また、言語映像タイプは、本を読みながら頭の中でその場面をイメージするタイプです。

今様(いまよう)
今様(いまよう)
面白いことに、この2つは実際に当たっていますw

 

つまり私は、映像に対して強いタイプだということがわかりました。

 

認知特性を知れば記憶力がアップ

認知特性テストをしてみて、私は映像に強いタイプだとわかりました。

これを受けて、実際に日常生活の中で意識していることがあります。

それが、思考する時に頭の中でイメージ化するということです。

 

私自身、思考する時は頭の中で言語を使って思考していました。

しかし、これは私の特性からすると、向いている思考方法ではありません。

言語映像タイプは、言語を映像化するのが得意なので、思考する時もイメージした方が良かったのです。

これは、認知特性について理解していないと気づけなかったこと。

今様(いまよう)
今様(いまよう)
知るだけで大幅に成長できるよ!

 

また、映像化して記憶することが得意ということが分かったので、本を読むときは必ず頭の中でイメージするようにしています。

こうしたことで、今まで以上に本の内容を忘れにくくなり、行動に移すことができています。

 

こういった風に、自分自身の認知特性のタイプを知ることで、自分に合った思考方法や記憶方法を知ることもできます。

あなたも認知特性テストをしてみて、得意不得意な能力を把握しておきましょう!

 

※自分自身の認知特性が知りたければ、下のURLからテストしてみてください。

認知特性テスト

まとめ

こんな人におすすめ!
  • 認知特性を知って頭がよくなりたい人
  • 自分の得意な職業につきたい人
  • もっと自分のことを知りたい人

「頭のいい人」になりたいのであれば、まずは自分自身のことを知らないといけません。

そのためにも、まずは認知特性テストをおこなって、あなたの認知特性タイプを知りましょう。

そうすれば、あなたの得意不得意について知ることができ、能力の伸ばし方や活用方法についても知ることができます。

 

本書の中では、あなたの認知特性に合った職業なども紹介されています。

いまの状況に満足できず、もっとステップアップしたいのであれば、まずは自分自身ことから理解するようにしましょう。

以上、今様(いまよう)でした。

ABOUT ME
今様
哲学が好きなどこにでもいる内向的な人|ゲーム|読書|アニメ|ガジェット|スマホ情報などを初心者に向けて発信|Adsens一発合格→3か月で月収10万達成→調子に乗り下積みのなさが浮き彫りに→一からやり直し