こんにちは、今様(いまよう)です。
読書は本の内容を記憶し、その知識を活用して自己成長へつなげるのが目的です。
つまり、本を読むなら本の内容をしっかりと記憶していないと意味がありません。
そこで、本の内容を長期記憶しておく方法として私が行っているのが、「読書ノート」
「読書ノートを取るのは時間の無駄だ!」
と考える方もいるかもしれませんが、読書ノートを30分かけて作るだけで本の内容を忘れないのであればお得じゃないですか?
遠回りに見えても、この読書ノートを書くだけで記憶に定着させることができます。
本記事では、
- なぜ読書ノートは必要なの?
- 私流の読書ノート術の紹介!
- 読んでいる最中の読書メモ
- 読んだ後の読書ノート術
について解説していきます。
目次
なぜ読書ノートは必要?
私は本を1冊読み終わったら、必ず読書ノートにまとめるようにしています。
なぜなら、そうしないと記憶に定着しないからです。
下の記事でも紹介しましたが、人の脳は重要な情報以外はすべて忘れるような仕組みになっています。
脳が重要な情報として認識するのは、
- 何度も利用される情報
- 心が動いた出来事
の2つ。
この2つの中の「何度も利用される情報」として記憶に定着させるために、読書ノートに本の内容をアウトプットする必要があるんです。
アウトプットをおこなえば、本の内容を忘れることなく、あなた自身の知識として日常生活で活用していくことができます。
私流読書ノートの取り方紹介!
それでは、私流の読書ノートの取り方を紹介していきます。
私が日ごろから実践している読書ノートは、
- 読みながらメモ帳にメモを取る
- 読み終わったら、メモ帳を元に読書ノートにまとめる
という2回のアウトプットを、1セットとして行います。
必要なものが、
- シャーペン
- B5ノート
- メモ帳
の3つです。
メモ帳はスマホを代用として使うこともできますが、自分の手で書いた方が記憶にも残りやすいのでメモ帳を推奨します。
読みながらのアウトプット
まずは読みながらのアウトプットとして、メモ帳にメモを取るやり方を解説します。
これはとてもシンプルで、本を読んでいる最中に、
- 気づいた点
- 気になった点
- 初めて知った知識
などがあったら、ページ数とその内容を自分の言葉で要約してメモするだけです。
「これだけでアウトプットになるの?」
と思うかもしれませんが、これでも十分アウトプットになります。
先ほど紹介したメモを取るなどの「書く」という作業をおこなうと、「RAS」と呼ばれる脳の一部が刺激されます。
このRASが刺激されれば脳が活性化され、記憶力や学習能力が高まるということが研究で分かっています。
つまり、本を読みながらメモを書くだけで記憶力が高まり、本の内容を忘れにくくしてくれるんです。
私がスマホではなくメモ帳を推奨しているのは、この効果があるからですよ。
読んだ後、読書ノートにアウトプット
本を読み終えたら、次は読書ノートにアウトプットしていきます。
読書ノートにまとめる内容は、読みながらメモを取った部分だけです。
そうすることで、あなたに必要な情報だけがまとめられた、あなただけの読書ノートが出来上がります。
読書ノートにまとめる時のポイントは、
- 自分の言葉でまとめる
- まとめる時は、自分の意見や感想を書く
- 具体的にどう行動を変えるかを書く
の3つ。
自分の言葉でまとめる
本の中で書かれていた情報を読書ノートにまとめる時は、必ずあなたの言葉で要約してください。
そうしないと、良質なアウトプットにはなりません。
著者の考えをしっかりと理解し、自分の頭の中で整理して考えることによって記憶に定着しやすくなるんです。
コツとしては、理解する作業とまとめる作業をはっきり区別することです。
自分自身で理解できていないと、自分の言葉で説明したり表現することはできません。
これは書評や読書感想文を書く時と同じで、読んだ本の内容を理解していないのに誰かに紹介したり、面白かったポイントを説明することはできませんよね。
ですので、まずはしっかりと自分自身で理解して整理する。
その後自分の言葉でまとめる。
この2つの作業を区別することで、より分かりやすくまとめることができますよ。
まとめる時は、自分の感想や意見を書く
読書ノートに内容をまとめる時は、必ずあなたの感想を書くようにしてください。
そうすることによって、記憶への定着率が何倍も高くなります。
感想や意見が言えるということは、あなた自身が自分の頭で理解できているという証拠です。
本をまとめながら気づいた点には、必ずあなたの感想を入れて理解を深めておきましょう。
具体的にどう行動を変えるかToDoリストを作る
本を読む目的は、日常生活の行動や考え方を変え、自己成長へつなげるためです。
つまり、本を読んだ後どうやって行動を変えるかまで考えなければ、本を読んだ意味はありません。
ですので、本を読み終わった後は、読書ノートにまとめた内容をどう行動に移すかまで書きましょう。
これはToDoリストのように書いていきます。
下の記事にて紹介した『読んだら忘れない読書術』を読んだ後だと、
- 記憶に残すために、1週間に3回アウトプットをおこなう
- スマホを触っていた15分のスキマ時間で読書をする
- 理解を深めるために、主観的意見を考えながら読む
という風なリストが出来上がります。
本を読んで気づいた点から、どう行動するかまで考えて実践してみる。
ここまでできれば、本の内容は完全にあなたの知識として身に付いているでしょう。
まとめ
読書ノートは、本の内容をまとめてアウトプットをする手段として使います。
読書ノートを書く目的は、アウトプットをして本の内容を記憶へ定着させ、自己成長へつなげることです。
日々の行動を変えなければ自己成長へは繋がりません。
今の自分よりも少しでも成長できるように、読書をした後は読書ノートを書いてしっかりアウトプットしていきましょう。
少しずつでもいいので継続していけば、必ず効果は表れます。
私自身も、これから読書ノートを書きながら、いろいろと工夫してやり方を変えていきます。
その都度紹介するので、あなたも一緒に頑張りましょう!
以上、今様(いまよう)でした。