こんにちは、今様(いまよう)です。
あなたは、今までに読んだ本の内容を誰かに説明したり、自分の意見や感想を言うことができますか?
これができなければ、いくら本を読んだとしてもあなたの知識になることはなく、成長にはつながっていきません。
少しでも本の内容を自分の知識にするためには、長期的に忘れず記憶しておく必要があります。
そこでおすすめなのが、30万部を超えている大ヒット本である『アウトプット大全』の著者、樺沢紫苑さんが執筆された、『読んだら忘れない読書術』という本。
『アウトプット大全』の中でも読書法について紹介されていたので、気になって買うに至りました。
読書はインプットよりアウトプット!
「自己成長」が促進され、「考え方」だけではなく、実際に自分の「行動」が変化し、自分をとりまく現実が少しでも良くなるような読書をすべきなのです。
「読んだら忘れない読書術」P.68より引用
読書の目的は、この一文に全てが込められています。
ただ単に本を読むだけでは時間の無駄でしかありません。
そうではなく、本の内容を自分の知識として記憶し、行動を変化させなければ自己成長には繋がりません。
その自己成長をするために必要なのが、『読んだら忘れない読書術』。
読んだ本を自分の頭で理解し記憶することで、始めて日々の行動を変えることができ自己成長へとつながるんです。
著者は、読んだら忘れない読書術の重要なポイントとして、
- アウトプット
- スキマ時間
の2つを挙げています。
特に「アウトプット」を意識しておこなうだけで、本の内容を忘れず、長期記憶できます。
人間の脳は、入力された情報のほとんどを忘れるように作られています。正確に言うと「重要な情報」以外は、すべて忘れるようにできているのです。
脳が「重要な情報」と判断する基準は2つです。「何度も利用される情報」と「心が動いた出来事」です。
「読んだら忘れない読書術」P.79より引用
つまり、一度しか読んでいない本の内容は、「重要な情報」として脳が認識してくれず、すぐに忘れてしまうんです。
これを防ぐために、アウトプットを複数回にわたっておこない、「何度も利用される情報」として脳に記憶させていく必要があります。
具体的なアウトプットの回数としては、「1週間に3回」が脳科学に裏付けされた記憶の法則として本書で解説されています。
しかし、1週間に3回のアウトプットと聞くと、
「そんなにやらないといけないの!?」
と思う方もいるでしょう。
でも安心してください。
本書で紹介されているアウトプットの方法は、すべて誰でもできる簡単なものばかりです。
なんなら今すぐできるものもあります。
『読んだら忘れない読書術』では、こういった「アウトプット読書術」といわれるアウトプットを活用した読書術や、もっと具体的な本の読み方、本の選び方まで詳しく簡単に紹介してくれています。
私自身がアウトプットを実践したみた結果
私自身、少なくとも1ヶ月に2~3冊程度の本を読書してきましたが「記憶に残っている本は?」と聞かれても、感想や自分の意見を言える本はほとんどありません。
記憶に残っていたとしても、
「こんな感じのことが書いてあったかなぁ。。。」
程度です。
これは、記憶に残る読書法をやってこなかったからですね。
そこで今までの失敗を繰り返さないために、『読んだら忘れない読書術』で紹介されていた「1週間に3回のアウトプット」を、今現在実践しています。
実はこの記事は3回目のアウトプットなのですw
私の場合は、
- 読みながらメモ帳に重要なポイントとページ数を記入
- そのメモを元に、アウトプットノートにまとめる
- 書評として記事にまとめる
という3回のアウトプットをおこなっています。
メモの取り方やノートにまとめる「ノート術」は、まだ独自のものなので参考にはならないかもしれませんが、一応載せておきますね。
メモ帳には本に書かれていた「事実」しか書いていません。

その後書くアウトプットノートでは、本の内容を自分の言葉で要約してまとめているので、記憶への定着率がとても高いような感覚を得ています。

実際にこの記事を書いている今は、本を読んでちょうど1週間がたっていますが、本を読みなおさないでも十分内容を要約できました。
しっかりと記憶として残っている証拠ですね。
この記事の執筆で3回目のアウトプットなので、長期記憶として自分の知識になっているでしょう。
私は3回目のアウトプットをブログを利用して行っていますが、別にブログを書く必要はありません。
TwitterやFacebookに、本の内容を要約してつぶやくだけでもアウトプットになります。
もっと言えば、知人に本の内容を話すだけでもアウトプットです。
やりようはいくらでもあるので、あなたに合ったアウトプット方法を見つけてみてください!
アウトプットの方法は、今回紹介している『読んだら忘れない読書術』の著者である樺沢紫苑さんが執筆されている『アウトプット大全』をおすすめします。
アウトプットの簡単なやり方がたくさん載っているので、読書に活かせる部分もたくさんありますよ。
まとめ
『読んだら忘れない読書術』は、今まで本を読んでも記憶に残らず、日常生活に活かしきれていない人にはぜひ読んでほしい一冊となっています。
なぜなら、ここ数週間しか実践していない私でも、自分の記憶に定着しているのを実感できているためです。
毎日少しずつでもアウトプットしていけば、必ずあなたの知識として記憶に定着していきます。
また、今回紹介した『読んだら忘れない読書術』の中にはアウトプット読書術以外にも、
- パラパラ読書術
- ワープ読書術
- 入門読書術
- 熟睡読書術
などなど、記憶に残すための本の読み方や、選び方がたくさん紹介されています。
少しでもあなたが気になったのでしたら、ぜひ手に取ってみてください。
必ずあなたの読書術がより良いものになりますよ。
以上、今様(いまよう)でした。