Kindle端末は、Amazonが販売している電子書籍リーダー。
そんなKindle端末を買う前に、「どの端末が良いんだろう?」と迷いますよね。
結論からいうと、以下の通りです。
- 安さ重視で低価格がいい人⇒Kindle
- コスパ重視で失敗したくない人⇒Kindle Paperwhite
- 高くてもよいから性能重視な人⇒Kindle Oasis
Kindle端末を初めて購入するなら、最も売れている端末である「Kindle Paperwhite」がおすすめ。
防水機能もついているバランスの取れた端末で、コスパは最高。
まさに、Kindle端末を初めて利用したいと考えているあなたにはぴったりの端末です。
本記事ではそんな私の経験を踏まえて、
の3つの端末を比較していきます。
目次
Kindle端末のメリット
Kindle端末のメリットは、以下の5つが挙げられます。
- 薄くて軽量
- ブルーライトが少なく、目にやさしい
- バッテリー持続時間が長い
- 読書に集中できる
- 電子書籍ならではの機能が多い
薄くて軽量
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
サイズ(㎜) | 160×113×8.7 | 167×116×8.18 | 159×141×3.4-8.4 |
重量 | 174g | 182g | 188g |
Kindle端末はコンパクトで軽量なのが魅力です。
薄さは約8mmで、重さも180g前後。
180gというのは缶コーヒー1つ分の重さで、親指と人差し指の2本だけで支えることができます。
長時間の読書でも手が疲れることがないため、読書に集中できますよ。
ブルーライトが少なく、目にやさしい
Kindle端末はスマホやタブレットと違い、ブルーライトが少なく目にやさしい作りになっています。
なぜなら、「フロントライト」が使われているから。
フロントライトは、直接光を見るのではなく反射した光を間接的に人間に見せる技術。
そのためブルーライトが少なく、目にやさしいんです。
バッテリー持続時間が長い
Amazonの公式によると、Kindleのバッテリーは以下のように記載されています。
明るさ設定10、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合、1回の充電で数週間利用可能。
Amazon公式より引用
私は1日に2~3時間ほど読書しますが、それでも1,2週間は継続して利用できました。
これだと外出先でもバッテリーが無くなることはありません。
またモバイルバッテリーを持っていれば、外出先でも充電可能ですよ。
関連:【OMKUYモバイルバッテリー 10,000mAhレビュー】コンセントとケーブルが内蔵されている超便利モバイルバッテリー!
読書に集中できる
Kindle端末には、YouTubeやSNSといったアプリをインストールすることができません。
これはデメリットにも感じますが、大きなメリットにもなります。
それは読書に集中できること。
読書しかできないため、集中の妨げになるSNS通知が来ず、読書だけに集中できるんです。
電子書籍ならではの機能が多い
KindleにはKindleにしかできない機能があります。
それが以下のような便利機能。
- 文字サイズ、フォント、行間の変更
- 辞書機能
- ブックマークやハイライト、メモ
これらは紙媒体の書籍ではできません。
Kindleにしかない機能を有効活用することで、あなたの読みやすい設定で読書を楽しめます。
Kindle端末の詳しい使い方は、「Kindle端末の使い方を解説!購入方法と便利機能も紹介!」で解説しています。
Kindle端末のデメリット
Kindle端末のデメリットは、以下の2つが挙げられます。
- 操作遅延がある
- 白黒なので、雑誌には不向き
操作遅延がある
Kindle端末でページをめくるとき、操作してから動作するまで少し時間がかかります。
時間はほんの0.5秒ほどですが、最初は不便に感じるかもしれません。
私も最初は違和感を覚えました。
しかし1週間ほどすると慣れるので、そこまで気にしなくても大丈夫ですよ。
Kindle端末は白黒なので雑誌には不向き
Kindle端末はすべて白黒です。
そのためカラーの付いたマンガや雑誌を読むのには向いていません。
もしあなたが雑誌やカラー版のマンガを読むのであれば、タブレットやiPadを選ぶようにしてください。
関連:所持者が語るiPadの購入を失敗しない方法!必要なのは「明確な使用目的」
Kindle端末の3シリーズの比較表
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
価格 | 8,980円 | 13,980円 | 29,980円 |
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
容量 | 8GB | 8GB / 32GB | 8GB / 32GB |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
サイズ(mm) | 160×113×8.7 | 167×116×8.18 | 159×141×3.4-8.4 |
重量 | 174g | 182g | 188g |
防水 | × | 〇 | 〇 |
Kindle(無印)は最も低価格ではありますが、他の2つと比べて解像度が低く、防水機能もありません。
Kindle Paperwhiteは13,980円の価格で、解像度はKindle Oasisと同じ300ppiで防水機能もついている高コスパ端末。
Kindle Oasisは他2つには無い、「ページ送りボタン」や「色調調節機能」が備わっています。
そのためKindle Oasisはもっと読書を快適に行いたい人向けの端末といえます。
最も低価格なKindle(無印)
Kindle | |
---|---|
価格 | 8,980円 |
ディスプレイ | 6インチ |
容量 | 8GB |
解像度 | 167ppi |
サイズ(㎜) | 160×113×8.7 |
重量 | 174g |
防水 | × |
- 8,980円という低価格
- 174gという最軽量
- 解像度が低く、マンガには不向き
- 防水機能がないため、お風呂で使えない
Kindleは最安値で最軽量
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
価格 | 8,980円 | 13,980円 | 29,980円 |
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
本体サイズ(㎜) | 160×113×8.7 | 167×116×8.18 | 159×141×3.4-8.4 |
重量 | 174g | 182g | 188g |
上の表を見てもらえればわかりますが、Kindleは1万円を切る価格で販売されています。
また重量も174gと最軽量。
iPhone XやXperia1といったスマホの重さが約170gなので、Kindle
【欠点1】Kindleには防水機能がない
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
防水機能 | × | 〇 | 〇 |
Kindleは3種類の端末の中で、唯一防水機能がありません。
そのためお風呂で読書をしたいなら、別端末を選びましょう。
【欠点2】Kindle(無印)は解像度が低い
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
他の2機種の解像度は300ppiですが、Kindleの場合167ppiしかありません。
解像度が低くても文字は問題なく読めますが、マンガは読みにくいです。
Kindle端末でマンガや雑誌を読みたいという人は、Kindle(無印)はやめておきましょう。
Kindle(無印)まとめ
- とにかく低価格がいい人
- 外出先でも使うため、少しでも軽い端末がいい人
- お風呂場では使わない人
- マンガや雑誌は読まず、小説しか読まない人
最も売れている高コスパな「Kindle Paperwhite」
Kindle Paperwhite | |
---|---|
価格 | 13,980円 |
ディスプレイ | 6インチ |
容量 | 8GB / 32GB |
解像度 | 300ppi |
サイズ(㎜) | 167×116×8.18 |
重量 | 182g |
防水 | 〇 |
- 1番人気の端末
- 3種類の中で最もバランスが良い
- 防水機能搭載に、300ppiの解像度
- コスパ最強!
Kindleよりは価格は上がるが、コスパ最強!
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
価格 | 8,980円 | 13,980円 | 29,980円 |
価格はKindleより高く、Kindle Oasisより安い13,980円となっています。
高性能なのに高すぎない価格な端末となっており、コスパは最強!
どれを買うか迷ったなら、Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhiteは防水機能あり
Kindle Paperwhite
そのためお風呂場でも、プールでも利用可能。
Kindle Paperwhiteは解像度300ppi
Kindle Paperwhiteの解像度は300ppiです。
こちらは先ほどのKindleとは違い、マンガも快適に読めます。
マンガや雑誌を楽しみたいのであれば、Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhiteまとめ
- コスパ重視な人
- お風呂でも本を読みたい人
- 小説だけじゃなく、マンガや雑誌も読みたい人
関連:【Kindle Paperwhiteレビュー】コスパ最強な電子書籍リーダーを紹介。迷ったらこれを買え!
もっと快適に読書したいなら「Kindle Oasis」
Kindle Oasis | |
---|---|
価格 | 29,980円 |
ディスプレイ | 7インチ |
容量 | 8GB / 32GB |
解像度 | 300ppi |
サイズ(㎜) | 159×141×3.4-8.4 |
重量 | 188g |
防水 | 〇 |
- どの端末よりも高性能!
- ページめくりボタンは便利
- ただ価格は29,980円と高め
Kindle Oasisはページめくりボタンで片手で読書可能
3種類の端末の中で、唯一ページめくりボタンが搭載されています。
このボタンのおかげで画面をタップする必要もなく、片手で読書できますよ。
Kindle Oasisにしかない性能が盛りだくさん
他2機種にはなく、Kindle Oasis
- 色調調節ライト
- 明るさ自動調整機能
- 人間工学的デザイン
- 自動画面回転機能
- ページ送りボタン
の5つあります。
特に色調調整ライトでは、目にやさしい温かみのある色に調節することも可能。
【欠点】Kindle Oasisは値段が高すぎる
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
価格 | 8,980円 | 13,980円 | 29,980円 |
高性能なKindle Oasis
この価格は、Kindle Paperwhiteの2倍以上。
しかしその分高性能なので、妥協したくない人はぜひ購入してみましょう!
Kindle Oasisまとめ
- 片手で読書をしたい人
- 値段は気にしないから、少しでも高性能な端末が良い人
Kindleの細かいカスタマイズ
Kindleは端末ごとにも、
- 容量
- ネットへの接続方法(Wi-Fi / Wi-Fi+4G)
- 広告の有無
をカスタマイズすることができます。
容量
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
8GB | 8,980円 | 13,980円 | 29,980円 |
32GB | × | 15,980円 | 32,980円 |
容量は8GBと32GBが用意されており、容量によって値段が2,000~3,000円ほど変わります。
私のおすすめは、以下の基準です。
- マンガを読むなら32GB
- マンガを読まないなら8GB
ダウンロードできる本の冊数の目安が下の表。
小説 | ライトノベル | マンガ | |
---|---|---|---|
8GB | 8,876冊 | 692冊 | 130冊 |
32GB | 35,504冊 | 2,768冊 | 650冊 |
マンガは1冊に容量を多く使うため、8GBではすぐに足りなくなります。
マンガを中心で楽しみたい方は、32GBを選びましょう。
インターネットへの接続方法
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
Wi-Fiモデル | 8,980円 | 13,980円 | 29,980円 |
Wi-Fi+4Gモデル | × | 22,980円 | 40,980円 |
インターネットへの接続方法は、
- Wi-Fiモデル
- Wi-Fi+4Gモデル
の2つあります。
「Wi-Fi+4Gモデル」だと価格は9,000円~10,000円値上げされますが、Wi-Fiが無い環境でもインターネットへ接続できるようになります。
ただ家にWi-Fi環境があるという方なら、Wi-Fiモデルで十分です。
家で読みたい本をダウンロードしておけば、外出先でもオフラインで読めますしね。
広告の有無
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
広告あり | 8,980円 | 13,980円 | 29,980円 |
広告なし | 10,980円 | 15,980円 | 31,980円 |
広告なしはすべての端末が統一で、2,000円アップになります。
という意見も多く見ました。
広告が邪魔でストレスを感じるという人は、「広告なし」を購入するようにしてください。
私の場合は広告が表示されてても邪魔には感じなかったので、「広告あり」の方を購入してます。
Kindle端末比較まとめ
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
価格 | 8,980円 | 13,980円 | 29,980円 |
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
容量 | 8GB | 8GB / 32GB | 8GB / 32GB |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
サイズ(mm) | 160×113×8.7 | 167×116×8.18 | 159×141×3.4-8.4 |
重量 | 174g | 182g | 188g |
防水 | × | 〇 | 〇 |
本記事ではKindle端末を比較してきましたが、まとめると、
- 安さ重視で低価格がいい人⇒Kindle
- コスパ重視で失敗したくない人⇒Kindle Paperwhite
- 性能重視で片手で読みたい人⇒Kindle Oasis
となります。
私はKindle Paperwhiteを利用していますが、快適な読書生活を送れています。
少しでも迷った方は、Kindle Paperwhite
以上、今様でした。
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