「おすすめの電子書籍リーダーはどれ?」と悩んでいる人は多いです。
販売されている種類も多く、迷うのも無理はないでしょう。
そこで本記事では、
- 電子書籍リーダーの選び方
- 電子書籍リーダーのメリット・デメリット
- おすすめの電子書籍リーダー5つ
を解説しています。
もし
というのであれば、圧倒的なコスパをほこる「Kindle Paperwhite
- 13,980円なのに高性能
- 防水機能あり
- 高解像度
の3点を押さえており、他と比べてもコスパは最高です。
目次
電子書籍リーダーorタブレット
電子書籍を大画面で読もうと思うと、
- 電子書籍リーダー
- タブレット
の2つの選択肢があります。
電子書籍リーダーは、Amazonの「Kindle端末」や楽天の「Kobo端末」のことです。
反対にタブレットは、Appleの「iPad
それぞれの端末の特徴をまとめたものが下の表です。
電子書籍リーダー | タブレット | |
---|---|---|
価格 | 9,000~35,000円 | 1~10万円 |
ディスプレイ | 6~8インチ | 6~10インチ |
重量 | 180g前後 | 500g前後 |
カラー | 白黒 | カラー |
操作性 | △ | 〇 |
目への負担 | ◎ | △ |
バッテリー | 数週間 | 数時間~数日 |
汎用性 | × | 〇 |
読書への集中度 | ◎ | △ |
特徴 |
|
|
電子書籍リーダーとタブレットを選ぶ基準としては、
- カラーの必要なカラーマンガや雑誌を読むか
- 読書以外の動画視聴やSNSをするかどうか
の2つです。
電子書籍リーダーは白黒で、読書しかできません。
それに対しタブレットはカラーで、動画視聴やネットサーフィン、SNSもできます。
そのため、
- 雑誌やカラーマンガを中心に読む⇒タブレット
- 読書以外にも使用用途がある⇒タブレット
- 小説や実用書を中心に読む⇒電子書籍リーダー
- 読書しかしない⇒電子書籍リーダー
となります。
関連:【Fire HD 8レビュー】これがほんとに1万円未満!?格安タブレットをレビュー
電子書籍リーダーのメリット・デメリット
【メリット】
- 軽くて持ち運びが楽
- スマホと違い画面が大きいため読みやすい
- 読書しかできないため、読書に集中できる
- バッテリーの持続時間は数週間
- ブルーライトが少なく目にやさしい
【デメリット】
- 反応が遅く、遅延がある
- 白黒なので雑誌やカラーマンガには不向き
- 専用のストア以外で購入した書籍は読めない
電子書籍リーダーのメリット・デメリットは、大きく分けて8つあります。
ここでは、電子書籍リーダーを買う上で必ず押さえておいてほしい重要な3つだけ紹介します。
【メリット1】読書しかできないため、読書に集中できる
電子書籍リーダーは汎用性が低いため、読書以外の動画視聴やSNSができません。
これはデメリットですが、大きなメリットでもあります。
なぜなら、
「読書しかできない=読書に集中できる」
と、捉えられるからです。
スマホやタブレットだと、SNSの通知に気が散り、ついついアプリやゲームをやってしまうことはありますよね。
しかし電子書籍リーダーなら読書しかできないため、そういったアプリに読書を邪魔されることもありません。
私自身も、電子書籍リーダーを購入してから、1ヶ月に読む冊数が2冊増えました。
年間で計算すると24冊。
それだけ電子書籍リーダーなら読書に集中でき、快適に電子書籍を楽しめる証拠なんです。
【メリット2】ブルーライトが発せられないので目に優しい
電子書籍リーダーは目にやさしい端末なので、長時間読書をしても目が疲れませんし、視力低下にもつながりません。
電子書籍リーダーが目にやさしい理由は、「フロントライト」が採用されているからです。
目に優しいフロントライト搭載で、スマートフォンやタブレットのバックライトのように目に向けて光を当てるのではなく、ディスプレイの表面を照らすので、目が疲れにくく快適。
Amazon公式:「Kindle paperwhite」より引用
フロントライトは、私たちの目に直接光が入ってくるわけではなく、一度反射した光が入ってきます。
そのため目への影響も少なく、負担も少ないんです。
また電子書籍リーダーには「E-ink」が採用されています。
このE-inkは液晶ディスプレイと違い、本物の紙と同じ感覚で読書を進められます。
紙の本での読書が好きだという方も、E-inkが採用されている電子書籍リーダーなら、同じ感覚で楽しめますよ。
【デメリット】反応が遅く、遅延がある
上の動画を見れば分かる通り、電子書籍リーダーはタップしてから反応するまでに遅延があります。
この操作性に関して言えば、スマホやタブレットには及びません。
しかし反応しないときがあるわけでもありませんし、使っていると慣れてきます。
私自身1週間しないうちに慣れました。
この「反応が遅い」というデメリットだけで、買わないという判断はしない方が良いでしょう。
電子書籍リーダーのメリット・デメリットに関する詳しい解説は、以下の記事を読んでください。
関連:電子書籍リーダーのメリットまとめ!これがあれば電子書籍を最大限楽しめます
電子書籍リーダーの選び方
- 利用するストアから選ぶ
- リーダー本体のサイズで選ぶ
- リーダーのメモリで選ぶ
- 防水機能の有無で選ぶ
ここでは電子書籍リーダーを選ぶときのポイント4つを簡単に解説します。
1.利用するストアから選ぶ
電子書籍リーダーのほとんどは、専用のストアで購入した電子書籍しか読めません。
例えば、Amazonから販売されている「Kindle端末」なら、Kindleストアで購入した電子書籍しか読めません。
また楽天から販売されている「Kobo端末」も、楽天で購入した電子書籍しか読めません。
ですので、
- Amazonをよく利用する⇒Kindle端末
- 楽天をよく利用する⇒Kobo端末
と選びましょう。
また電子書籍リーダーによっては、GooglePlayストアから専用アプリをダウンロードして読めるものもあります。
本記事後半で紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
2.リーダー本体のサイズで選ぶ
電子書籍リーダーでどんな書籍を読むかによって、選ぶべき本体のサイズは変わってきます。
小説や実用書を中心に読むなら、6インチサイズの電子書籍リーダーがちょうどいいでしょう。
マンガを中心に読むのであれば、細部までしっかり読みたいですよね。
そういった方は、7インチや8インチといった大画面で読みやすい電子書籍リーダーがおすすめです。
3.リーダーの容量で選ぶ
どのジャンルの本を読むかによって、電子書籍リーダーに必要な容量も変わってきます。
以下の表を見れば分かる通り、マンガは容量を多く使用します。
そのためマンガを中心に読むのであれば、容量が大きいリーダーを選びましょう。
マンガ | 小説 | |
---|---|---|
4GB | 約60冊 | 約4,400冊 |
8GB | 約130冊 | 約8,876冊 |
32GB | 約650冊 | 約35,504冊 |
※保存できる冊数はタイトルによって変わります。
ただしほとんどの場合、電子書籍のデータはインターネット上のクラウドに保管しています。
そのためいつでも端末への再ダウンロードはできるので、読み終わった作品はすぐに端末から削除して、容量を開けるのも1つの手ですね。
4.防水機能の有無で選ぶ
電子書籍リーダーは紙媒体の書籍と違い、お風呂でも読書が楽しめます。
しかし防水機能が搭載されているものと、搭載されていないものがあるため注意が必要です。
もしあなたがお風呂でリラックスして読書を楽しみたいのであれば、防水機能が備わっている電子書籍リーダーを選びましょう。
電子書籍リーダーのおすすめ5選!
私がおすすめする電子書籍リーダーは、以下の5つです。
しかし5つに絞っても、どれを選べばよいか分からない方もいるでしょう。
そういう方は、
- Amazonをよく利用する⇒Kindle Paperwhite
- 楽天をよく利用する⇒Kobo Clara HD
を選びましょう。
2つともコスパ最強端末で、最も売れている端末です。
迷ったらこれを選べば問題ないですよ。
コスパ最強端末!迷ったら「Kindle Paperwhite」
Kindle Paperwhite | |
---|---|
利用できるストア | Kindleストア(Amazon) |
価格 | 13,980円 |
ディスプレイサイズ | 6インチ |
本体サイズ(mm) | 167×116×8.18 |
重量 | 182g |
容量 | 8GB / 32GB |
解像度 | 300ppi |
防水機能 | 〇 |
「Kindle Paperwhite
私自身、電子書籍を読むときはKindle Paperwhite
- 6インチに182gと軽量で、小説や実用書が読みやすい
- 300ppiの高解像度
- 8GBと32GBまで選べる容量
- 防水機能搭載
というバランスの取れた端末で、どんな状況でも不便なく利用できます。
という方はKindle Paperwhite
もっとKindle Paperwhite
関連:【Kindle Paperwhiteレビュー】コスパ最強な電子書籍リーダー。迷ったらこれ!
Koboで選ぶなら「Kobo Clara HD」
Kobo Clara HD | |
---|---|
利用できるストア | 楽天ブックス(楽天) |
価格 | 15,180円 |
ディスプレイサイズ | 6インチ |
本体サイズ(mm) | 157×111×8.3 |
重量 | 166g |
容量 | 8GB |
解像度 | 300ppi |
防水機能 | × |
「Kobo Clara HD」は、Kobo端末の中で最もコスパの高い端末です。
ただ1つ問題があるのが、「防水機能が付いていない」という点。
この防水機能が付いていないために、コスパの高い端末はKobo Clara HDではなく、「Kobo Libra H2O」といっている人もいます。
しかし私はそうは思いません。
Kobo Clara HDが15,180円なのに対し、Kobo Libra H2Oは25,080円します。
コスパで見るなら、性能もそんなに変わらない「Kobo Clara HD」が最高です。
ただ、「どうしてもお風呂で読書がしたい!」という方は、防水機能が搭載されている「Kobo Libra H2O
少しでも安い端末で読書したい人は「Kindle」
Kindle | |
---|---|
利用できるストア | Kindleストア(Amazon) |
価格 | 8,980円 |
ディスプレイサイズ | 6インチ |
本体サイズ(mm) | 160×113×8.7 |
重量 | 174g |
容量 | 8GB |
解像度 | 167ppi |
防水機能 | × |
「Kindle
1万円以下の電子書籍リーダーは、Kobo端末の中でもありません。
しかし低価格なだけあって、
- 容量が8GBしかない
- 解像度が167ppi
- 防水機能なし
のデメリットがあります。
ただ小説や実用書といった、文字しか書かれていない本を読むのであれば、Kindleでも問題ないです。
というのであれば、Kindleで十分です。
大画面でマンガが読みたいなら「Kobo Forma」
Kobo Forma | |
---|---|
利用できるストア | 楽天ブックス(楽天) |
価格 | 34,980円 |
ディスプレイサイズ | 8インチ |
本体サイズ(mm) | 177.7×160×4.2-8.5 |
重量 | 197g |
容量 | 32GB |
解像度 | 300ppi |
防水機能 | 〇 |
「Kobo Forma
7インチを超えるディスプレイを持つ電子書籍リーダーは、なかなか販売されていません。
そのため、
という方にはおすすめの端末です。
ただ最もネックなのが値段。
34,980円は、明らかに他との差を感じますよね。
実際35,000円あれば、iPadを買える値段ですし…。
高額なKobo Formaですが、「どうしても大画面の電子書籍リーダーでマンガが読みたい!」のであれば、ぜひ購入してみてくださいね。
Kindleと楽天以外で本を購入しているなら「BOOX Nova2」
BOOX Nova2 | |
---|---|
利用できるストア | GooglePlayストアにあるアプリ |
価格 | 39,800円 |
ディスプレイサイズ | 7.8インチ |
本体サイズ(mm) | 196.3×137×7.7 |
重量 | 275g |
容量 | 32GB |
解像度 | 300dpi |
防水機能 | × |
「BOOX Nova2
これまで紹介してきたKindle端末とKobo端末は、それぞれの専用ストアで購入した電子書籍しか読めませんでした。
しかしBOOX Nova2は、GooglePlayストアから専用アプリをダウンロードすることで、様々なストアの電子書籍が読めます。
Kindleはもちろん、楽天ブックス、honto、BOOKWALKER、コミックシーモアのアプリも利用可能です。
これはBOOX Nova2にしかない大きな強み。
しかし、以下のデメリットもあります。
- 39,800円と高額である
- 防水機能が付いていない
特に39,800円という価格は一番のネックになりそうです。
実際この値段があれば、高性能なタブレットを購入できます。
自分の財布と相談して余裕が持てそうなら、買いたいものですね。
【FAQ】電子書籍リーダーのよくある質問
- 電子書籍の読書に、電子書籍リーダーは必須ですか?
- 必須ではありません。しかし電子書籍の読書に適した設計になっているので、個人的におすすめしています。
- 電子書籍リーダーを使った感想を教えてください。
- 電子書籍リーダーを使った感想・レビューは、別記事で紹介しています。ですのでそちらをチェックしてみてください。
≫電子書籍リーダー(Kindle Paperwhite)の感想はこちら
でOKです。
- Kindle端末でKindleストア以外のストアで購入した書籍を読めますか?
- 読めません。Kindle端末で読める書籍は、Kindleストアで購入した書籍のみです。(楽天Kobo端末も同様)
- マンガが読める電子書籍リーダーはどれですか?
- マンガなら少しでも画面が大きいものが良いので、「Kobo Forma
」がおすすめです。しかし電子書籍リーダーは活字本を読むのを前提に作られているため、マンガを読むには不便です。もしマンガを読みたいなら、FireタブレットやiPadといった、タブレットをおすすめします。
関連:【徹底比較】電子書籍リーダーとタブレットを9つの視点から比較
- Wi-Fiは必須ですか?
- 書籍のダウンロードには必須です。書籍を電子書籍リーダーにダウンロードする際には、Wi-Fiが必要になります。しかし一度端末にダウンロードしてしまえば、オフラインでも楽しめます。
おすすめ電子書籍リーダーの比較表
商品名 | Kindle Paperwhite |
Kobo Clara HD | Kindle |
Kobo Forma |
BOOX Nova2 |
---|---|---|---|---|---|
商品画像 | |||||
利用できるストア | Kindleストア | 楽天ブックス(楽天) | Kindleストア | 楽天ブックス(楽天) | GooglePlayストア |
価格 | 13,980円 | 15,180円 | 8,980円 | 34,980円 | 39,800円 |
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ | 6インチ | 8インチ | 7.8インチ |
本体サイズ(mm) | 167×116×8.18 | 157×111×8.3 | 160×113×8.7 | 177.7×160×4.2-8.5 | 196.3×137×7.7 |
重量 | 182g | 166g | 174g | 197g | 275g |
容量 | 8GB / 32GB | 8GB | 8GB | 32GB | 32GB |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 167ppi | 300ppi | 300dpi |
防水機能 | 〇 | × | × | 〇 | × |
電子書籍リーダーのおすすめ端末まとめ
- カラーマンガや雑誌を読みたい⇒タブレット
- 小説や実用書が中心で白黒でもOK⇒電子書籍リーダー
- 迷ったなら「Kindle Paperwhite
」or 「Kobo Clara HD 」
ここまで私がおすすめする5つの電子書籍リーダーを紹介してきましたが、選び出すとキリがありません。
そのため種類が多くてよく分からないなら、
- Amazonをよく利用する⇒Kindle Paperwhite
- 楽天をよく利用する⇒Kobo Clara HD
を選びましょう!
この2つはコスパも高く、最も人気な端末です。
少しでも気になればぜひチェックしてみてくださいね。
快適な読書ライフが待っていますよ。
以上、今様(@imayou_check)でした。