こんにちは、今様(@imayou_check)です。
と思っているあなたには、『やり抜く人の9つの習慣
本書は、メンタリストDaiGoさんが下の動画で紹介したことで、『やる気が上がる8つのスイッチ
実践的・具体的に書かれているため実行に移しやすく、117ページしかないという薄さなので、すぐに読み終えることができます。
本記事では、ハイディ・グラント・ハルバーソン著の『やり抜く人の9つの習慣
目次
著者「ハイディ・グラント・ハルバーソン」とは?
まずは『やり抜く人の9つの習慣
- 社会心理学者
- コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長
- コロンビア大学で博士号取得
- モチベーションと目標達成の分野の第一人者
という経歴の持ち主です。
モチベーションの研究をされており、本書ではその研究から分かったテクニックを紹介してくれています。
『やり抜く人の9つの習慣』要約
成功とは「正しい選択」「正しい戦略」「正しい行動」によってつかむものです。決して生まれつきのDNAで決まるものではありません。
『やり抜く人の9つの習慣』 P.114より引用
成功者に
と質問しても、
と多くの人が答えます。
しかしそれには科学的な裏付けがなく、間違っていることが最新の研究からも分かっています。
そして最新の心理学の調査から、”成功者”と呼ばれている人たちには、共通の思考や行動パターンがあることが明らかになっています。
その習慣が以下の9つです。
- 目標に具体性を与える
- 目標達成への行動計画をつくる
- 目標までの距離を意識する
- 現実的楽観主義者になる
- 「成長すること」に集中する
- 「やり抜く力」を持つ
- 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
- 自分を追い込まない
- 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
どうですか?
と思えるほど単純で、あたりまえのものに思えるでしょう。
しかし、
単純で、簡単に実行できる=あたりまえに実行している
ではありません。
このあたりまえのように感じる習慣を、成功者は無意識のうちに実行しています。
『やり抜く人の9つの習慣
章の最後には、実際に行動に落とし込むための手順が書かれてあり、実践的に学びたい人にはおすすめですよ。
(2021/03/11 20:01:52時点 Amazon調べ-詳細)
『やり抜く人の9つの習慣』であなたの行動は変わる
『やり抜く人の9つの習慣
と思う部分もありましたが、
と納得できる部分も多くありました。
その納得できたのが
- 目標達成への行動計画をつくる
- 「やり抜く力」を持つ
の2つです。
目標を達成したいなら「if-thenプランニング」を使え!
目標達成のためにやるべき行動を着実に実行するためには、「いつ何をやるか」をあらかじめ予定に入れておくべきです。
『やり抜く人の9つの習慣』 P.22より引用
今のあなたに達成したい目標はありますか?
もしあるなら、日々の計画を行動レベルにまで明確にしておきましょう。
そうすれば、行動をする可能性が300%も高まることが研究から分かっています。
しかし行動レベルまで計画を立てるのは難しいですよね。
そこで役立つのが、「if-thenプランニング」です。
if-thenプランニングとは、「もしこうなったらこうする」という習慣を作るためのルールのことです。
あなたが毎日読書をしたいのであれば、「XならばYをする」に沿って目標を立てます。
例えば、
「毎朝起きたら、30分読書をする」
というように。
ここまで明確に計画を立てていれば、習慣化もしやすくすぐ行動に移せます。
ちなみに私のつくったルールは、
- 毎朝起きたら、『やり抜く人の9つの習慣』の第5章を読む
- 仕事から家に帰ったら、スマホをベッドの下に隠す
- Twitterを見たくなったら、3分間瞑想する
といったものがあります。
目標を達成するための計画を立てる時は、「if-thenプランニング」で必ず行動レベルまで明確にしておきましょう。
そうすれば必ず目標を達成できますよ。
やり抜く力は「拡張的知能観」がないと発揮されない!
グリットとは、困難にも屈せず、長期的な目標達成に向けて全力を尽くす「やり抜く力」を意味します。
『やり抜く人の9つの習慣』 P.70より引用
この「グリット(=やり抜く力)」を持っている人は、地道な努力を続け、いずれ目標を達成できます。
そんなグリットを支えるのに重要なのが「拡張的知能観」です。
人の考え方は、
- 固定的知能観…個人の能力は生まれたときから変わらない
- 拡張的知能観…能力は経験や努力によって高めることができる
の2つに分かれます。
そして「固定的知能観」は、間違っていることが研究ではっきりと出ています。
この2つの考え方で、成長できるかどうかが分かるのは何かに失敗したときです。
固定的知能観の持ち主が失敗した時は、
と、才能のせいにして継続しようとしません。
以前の私はこの考え方で、何かに挫折したらすぐに「向いてなかったんだ…」とあきらめていました。
しかし拡張的知能観の持ち主の場合、
というように、失敗の原因を自分の努力や行動のせいにします。
努力不足はあなた自身でコントロールできるものなので、努力の仕方を変えて継続すれば成功することができます。
「固定的知能観」と「拡張的知能観」どちらが成長してやり抜けそうですか?
あなたが固定的知能観の持ち主なら、すぐに拡張的知能観に変えるべきです。
(2021/03/11 20:01:52時点 Amazon調べ-詳細)
『やり抜く人の9つの習慣』まとめ
- 目標を達成して成功したい人
- 成功者の習慣を真似したい人
- 今の自分をもっと成長させたい人
『やり抜く人の9つの習慣
章の最後には習慣化させるための手順も書かれているため、迷わず行動できるでしょう。
人間は1日の50%を無意識で行動していると言われています。
つまりその無意識のうちにやっている習慣を、よりよいものにすればもっと成長できるはずなんです。
その習慣を成功者と同じものにすれば、3か月後、半年後、1年後のあなたはどう変わっているでしょう?
この先もっとあなたが成長したいのであれば、まずは本書をチェックして習慣を見直してみてくださいね。
以上、今様(@imayou_check)でした。
関連:【書評・要約】『やる気が上がる8つのスイッチ』であなたのやる気スイッチが見つかる!
(2021/03/11 20:01:52時点 Amazon調べ-詳細)