こんにちは、今様です。
今回紹介する『超一流の雑談力』は、2016年の年間”本”ランキングのビジネス書部門で1位をとった書籍です。
現在では60万部を突破しているほど。
そんな『超一流の雑談力』では、あなたの雑談力を高める方法が実践的に解説されています。
内向的である私でさえ本書の内容を実践したおかげで、会話をスムーズに行えるようになりました。
『超一流の雑談力』では、そんな雑談力のない私でも実践的に行えるように解説してくれています。
目次
『超一流の雑談力』の著者「安田正」さんとは?
まずは、『超一流の雑談力』の著者である安田正(やすだただし)さんの紹介から。
- 株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役
- 東京大学・早稲田大学・京都大学などで教鞭をとる
- 大手企業を中心に1,700社が研修を受講
現在は英語やプレゼンテーションなどといった、ビジネスコミュニケーションを中心に講師やコンサルタントで活躍されています。
そんな、コミュニケーションの分野で講師をされている安田正さんのスキルがつまった本が、今回紹介する『超一流の雑談力』
このほかにも、『一流役員が実践している仕事の哲学』や『1億稼ぐ話し方』といった本も出版されています。
『超一流の雑談力』は人生を豊かにしてくれる!
雑談とは、意味のないムダ話をすることではありません。雑談とは本来、人間関係や仕事の質を根本から変えてくれる魔法のようなメソッドなのです。
『超一流の雑談力』より引用
日常生活の中で雑談をする機会は多くありますが、あなたは「意味のない雑談」をしていませんか?
もしそうだとしたら、とても損をしています。
なぜなら雑談とは、意味のないムダ話ではなく、人生の質を高めてくれるコミュニケーション手段の1つだからです。
この雑談を上手く活用することで、あなたに対する周りの評価はガラッと変わり、いま以上に良好な人間関係を築くことができるでしょう。
優秀なビジネスマン、リピーターの多いお店の店員さん、芸能界で活躍されるタレントさんなど、世の中にはたった数分にも満たないやり取りの中で「人に好かれる技術」を持っている人がいます。
『超一流の雑談力』より引用
例えば、一度話しただけで
「なんだかいい人そうだな」
というような、好印象を抱かせる人がいますよね。
こういった、話しただけで好印象を与え、相手の心を開かせるような人は「雑談力が高い人」と言えます。
このように、雑談力が高いと相手に与える印象が変わり、評価も良くなるんです。
そしてこういった雑談力は、テクニックを知り、練習することで鍛えることもできます。
そのテクニックについて詳しく書かれた本が、『超一流の雑談力』
本書では、
- 超一流の雑談力の始め方
- どういった話題にすれば盛り上がるのか
- 相手に心を開かせる聞き方
- 相手との距離を縮める方法
などが、実践的かつ具体的に紹介されています。
『超一流の雑談力』では「なるほど」は使わない
プロフィールにも書いてある通り、私は内向的な人間でコミュニケーション能力が高い方とは言えません。
散髪に行ったときに美容師さんと話そうと思っても、なかなか会話が続かず話さない時間がほとんど。
そんな私がよく使っていたのが、「なるほど」というフレーズ。
あなたも無意識のうちに使っていませんか?
「なるほど」は会話が続かない
「なるほど」というフレーズは、「あなたの話を理解しましたよ」という反応を示すもので、私の周りの知人もよく使っています。
しかし、「なるほど」というフレーズは、親密度の高くない相手に対しては使わないようにしましょう。
なぜなら、相手との会話を止めてしまうものだからです。
相手との会話を続けるために重要なのは、連想ゲームのように会話を広げていくこと。
相手の話に対して、自分の考えや疑問に思ったことを返すことで会話を広げることができます。
会話を続けるコツは相手を知ろうとすること
これを知った私は、実際に「なるほど」というフレーズを使わないことを意識し始めました。
例えば、
「本を読むときは、目次を読むことで全体を把握できて理解が速くできるんですよ」
という相手の言葉に対して、
「読書術について詳しいんですね。読書お好きなんですか?」
という風に返すようにしました。
ポイントは2点。
- 相手の言葉から趣味や嗜好を予測する
- それについて聞き返してみる
こうすれば会話を続けることができますし、相手の性格や趣味についても深く知ることができる可能性もあります。
文章だけで見ると簡単なように見えますが、会話が苦手だった私からするとこれをするだけでも結構緊張しちゃいますw
しかし、こういった使わない方がいいフレーズや、会話を広げるためのパターンを知っておけば、内向的な私でもスムーズな雑談ができるようになりました。
まとめ
これまで紹介してきたことをふまえると、
- 少しでも会話を続けられるようになりたい人
- 会話で相手に良い印象を与えたい人
- 交友関係をもっと広げたい人
といった人にオススメと言えます。
『超一流の雑談力』は、タイトルに「超一流」と入っているので、「難しいことが書かれてあるのかも」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、本書の中に書かれてあるテクニックはどれも今すぐ使えるものばかりです。
話し方や会話術は生きていく中で必要不可欠なもので、あって困るものではありません。
そして、一度テクニックを身に付ければ無くなっていくものでもありません。
現在、あなたが日常生活の中で話し方や会話術に不安を覚えているのであれば、今すぐテクニックを覚えて身に付けましょう。
そうすればこの先の人生は、今まで以上に豊かなものになるはずです。
以上、今様でした。
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