こんにちは、今様(いまよう)です。
私はこれまで、
- 読んだら忘れない読書術
- 知識を操る超読書術
- 読書の技法
- 頭がいい人の読書術
- 東大読書
といった読書術本を読んできました。
本記事では、私が読んだ本の中で初心者におすすめの本と、もっと成長したい人におすすめの本とに分けて紹介しています。
初心者におすすめの本はランキング形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
初心者におすすめの読書術本ランキング3選!
読書術本の初心者向けだという判断基準は、
- シンプルでわかりやすいもの
- 今すぐに実践できるもの
- 比較的簡単で、継続ができるもの
としています。
私自身、今回紹介する5冊の読書術本を読むまで、全く読書術を実践してこなかった人間です。
そうした、読書術の素人からの視点で紹介しているので、読書をあまりやってこなかった方には参考になると思います。
1.『読んだら忘れない読書術』樺沢紫苑著

読書初心者の方に最もおすすめしたいのが、『読んだら忘れない読書術』
著者は、発行部数51万部を突破した『アウトプット大全』の著者でもある樺沢紫苑さんです。
「自己成長」が促進され、「考え方」だけではなく、実際に自分の「行動」が変化し、自分をとりまく現実が少しでも良くなるような読書をすべきなのです。
「読んだら忘れない読書術」P.68より引用
本書で解説されている読書の目的は、「自己成長」です。
本の内容を自分の知識として記憶し、行動を変えることで初めて成長へ繫がるんです。
そして、自己成長するために意識すべきなのが「アウトプット」と「スキマ時間」の2つ。
個人的には、特に読後のアウトプット術が参考になりました。
SNSを利用した実践方法が解説されており、私自身これを実践するだけで記憶への定着が高くなるのを体験済みです。
シンプルで、今すぐに実践できることが紹介されているため、読書初心者でもすぐに行動に移せます。
また、それ以外の読書術も幅広く学ぶことができるので、まずはこの本から読んでみると良いでしょう。

2.『知識を操る超読書術』メンタリストDaiGo著

次におすすめしたいのが、メンタリストDaiGoさん著の『知識を操る超読書術』です。
本書では、
- 読む前
- 読んでる最中
- 読後
のそれぞれの読書術が紹介されていますが、特に参考にしてほしいのが読む前の読書術。
本書の中でDaiGoさんは、
結論から言うと、本から得た知識をアウトプットできるかどうかは、1つ目の「本を読む準備」をしているかどうかで7割決まります。
『知識を操る超読書術』P.7より引用
と語っています。
本を読む準備ができていなければ、読んだ気になるだけで知識としては定着されません。
知識を定着させるためには、必ず「本を読む準備」が必要になるんです。
本書で紹介されている、本を読む準備をするために必要なものはメモ用紙1枚だけ。
この手軽さもおすすめできます。
今すぐ読書術を実践したいのであれば、こちらの本を読んでみるのもおすすめです。

3.『読書の技法』佐藤優著

第3位は、佐藤優さん著の『読書の技法』
この本は、先ほど紹介した『知識を操る超読書術』の著者であるメンタリストDaiGoさんが、下の動画で絶賛している本です。
本書では、本物の知識を身に付けるための読書術が紹介されています。
特に印象に残ったのが、「速読の定義」です。
基礎知識は熟読によってしか身につけることはできない。しかし、熟読できる本の数は限られている。そのため、熟読する本を絞り込む、時間を確保するための本の精査として、速読が必要になるのである。
『読書の技法』P.45より引用
普通速読というと、「多くの本を速く読むため」という印象を持っているかもしれません。
しかし、本書で紹介されている速読の定義は、「熟読すべき本を見つけるため」
つまり、あなたにとって本当に必要な本をいち早く見つけるために、多くの本を読む必要があるんです。
『読書の技法』では、こうした速読・熟読・多読の技法について解説されています。
読書術も紹介されていますが、本書では読書に対する姿勢や考え方などを学ぶのにおすすめです。

もっと成長したい人向けの読書術本2冊!
『東大読書』 西岡壱誠著

もう1冊は、現役東大生である西岡壱誠さん著の『東大読書』
本書は、「地頭力」と「読み込む力」を身に付けることのできる読書法が紹介されています。
東大生の読書は、「へえ、なるほど、そうなのか」では終わらせず、「えっ、それはなんでなんだろう?」「それって本当かな?」「こういう意見に対してはどういう反論をするのだろう?」と「能動的に」読書をします。
『東大読書』P.8より引用
本を読みながら、先の展開・著者の主張・自分の見解を能動的に考えることで、地頭力を身に付けることができます。
この「能動的」というのが1つのテーマになっており、能動的に読書するための読書術が紹介されているのが本書です。
この本は、これまで紹介してきた本と比べても、最も多くの読書術が具体的に解説されています。
しかしやることが多すぎるため、継続できる可能性があまり高くないように感じました。
そのため、中級者向けとして紹介しています。
ただ、現役東大生が東大合格するまでに行った読書術というだけあって、これが実践できれば確実に地頭力は身につくでしょう。
ですので読書に慣れ、もっと成長したいと思ったタイミングで読むのがベストのように感じます。

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『頭がいい人の読書術』 尾藤克之著

中級者におすすめしたい本1冊目は、尾藤克之さん著の『頭がいい人の読書術』
本書では、具体的な「速読術」について解説されています。
本を読むとき、全体をまんべんなく読むよりも、重要な2割に時間を投入するべきなのです。
『頭がいい人の読書術』P.76より引用
本書で紹介されている速読術は、あなたにとって必要な部分を探すためのもの。
1冊の本を最初から最後まで読むのではなく、その本の中であなたにとって必要な箇所を見つけ出し、その部分だけ熟読するんです。
そうすることで、今まで以上に読書の効率が高まり、多くの本を読めるようになります。
本書に書かれている速読術は、効率的に本を読むためのものです。
ある程度の本を読んだうえで、「もっと多くの本を効率的に読みたい!」という人向け。
現状で、
という方にはおすすめです!
